精神論は嫌いだけど正しい
前書き
私は精神論が嫌いだ 新卒で入社した会社の上司が精神論者で、その結果病んだため でも最近精神論を正しいと思うようになってきたため、言語化しようと思う
精神論
意味
精神論とは、気合や根性といった精神を中心とした論理のこと 勝手なイメージだが、運動部出身の営業マンが多用している ようはメンタルで頑張れという意味と思っている
間違っている時
精神論が間違っている時は以下のケースのように思う - 相手に押し付けている時 - 銀の弾丸としようとする時
まず、相手に押し付けている時だが、そもそも人のメンタルなんでばらつきがあるもの 容姿だったり、学力だったり、生育環境だったりで、メンタルの強さやキャパは違うもの だから「俺は踏ん張ってきた」とかは何の意味もない 労働者としてはある程度のメンタルの期待値はあるとしても、精神論者は突出しているので、やっぱりその主張は通じないと思う
次に、銀の弾丸としようとする時だが、これは明らかに無理だろ、という時も何故か精神論なら解決できると思っている人が一定数要る ソフトウェア開発でも人員を投入すれば開発が早く進む、のようなアンチパターンがあるが、それと一緒 無理なもんは無理
銀の弾丸論者も結局相手に押し付けようとするので、ケースは1つかもしれない
正しい時
精神論が正しい時とは、自分に言い聞かせる時だと最近思う より正確に言えば腹を括る場面では精神論というものは成り立つと思う
頑張って頑張って頑張った先に、あともう一歩頑張れるか そういう時に腹を括っている人間は頑張れるし、腹を括れていない人間は頑張れない メンタルが強い人間はこのあともう一歩がメンタルが弱い人よりも少しだけ大きな歩幅となるんじゃないか
自分が納得して、あともう一歩踏みとどまりたい時に、精神論は成り立つのだと思う
メンタルを強くする
メンタルを強くするにはどうすればよいか 自分はメンタルが弱い寄りの人間なのでわからないが、筋肉などと同じで傷つけて回復してで強くなるのではないか
上記までで言及した通り、人のメンタルはそれぞればらつきがある そのバラつきがどこで出てきたかというと、経験にあるのだと思う 人は適応するので、過去に傷ついた経験をすれば慣れる 経験の中で慣れていくことで、メンタルへの衝撃にもどんどん耐えられるようになっていくのだと思う
ただし、傷ついても大丈夫なキャパは存在するので、傷の大きさを間違うと回復ができないままに壊れる 経験上、一度メンタルが壊れると回復までにかなりの時間がかかるし、回復したと思っても以前より壊れやすくなる メンタルも小さなステップから少しずつ、少しずつ強くしていくのがいいのだと思う 子供の頃から経験を積めればなおいい
あとがき
ここまで精神論について書いたが、結局の結論としては 人に押し付けるな、踏ん張りたい時は腹括れ と、それだけの内容だ
私はメンタルが弱いと自覚しているので、死なない範囲で踏ん張れる歩幅を増やしていきたいと そのように行動していきたいと思う
ITエンジニアとは何をする仕事か
ITエンジニアとは何をする仕事か
ITエンジニアとは、IT技術で課題を解決する仕事
問題と課題の違い
問題
理想と現実とのギャップの状態のこと
どういう状態にあるか?
課題
問題を解決するための取り組み
現実を理想に近づけるためにどういう取り組みをすればいいか?
具体例
とある飲食店の場合
問題
注文間違いで時々お客様からクレームがはいる
時間のロスにもなるし、従業員の教育も大変な状態
課題
注文を間違えないようにしたい
IT技術で解決
モバイルオーダーを導入してお客様自身で注文してもらう
とある事務員の場合
問題
毎日同じ時間に同じ内容の書類をつくる業務がある
電話対応などで同じ時間に書類をつくれない時もあるので困っている
課題
毎日つくる書類を効率的にしたい
IT技術で解決
フォーマットファイルからコピー作成するプログラムをつくる
タイムスケジューラーなどで定時に作成されるようにする
とある企業の場合
問題
最近人が辞めてしまって業務が滞っている
求人を掲載しているが応募がこない
課題
人手不足を解消したい
IT技術で解決
HPを一新して企業の魅力を最大限にアピール!
困っている人にとってのIT技術とは、選択肢のひとつ
必ずしもIT技術つかわなくてもいい
とある飲食店の場合
従業員がオーダーを聞いた後、繰り返し確認をすることで問題は解決するかもしれない...
とある事務員の場合
その書類作成は本当は必要のない書類なのかもしれない。同じ書類を使いまわすようにすれば問題は解決するかもしれない...
とある企業の場合
募集している人材の作業を見直せば、無駄な作業があるかもしれない
新しい人の代わりにソフトウェアを導入したり、無駄な作業を見直せば緊急の人手不足は解決するかもしれない...
ITエンジニアとして
仕事として
仕事としてIT技術で問題を解決するということは、お金が発生するということ
金銭に対して解決に尽力する必要がある
プロとして
プロとして問題を解決するということは、IT技術を一つの選択肢として扱えるということ
IT技術の中で問題を解決しようとするのではなく、問題解決のためにはIT技術をつかわないことも提示できるとよい
もちろんつかわない選択肢を提示するためにはその技術に精通していないといけない
その分仕事は減るので、考え方はそれぞれではある